【グロインペイン症候群とは?】サッカー選手を悩ませる鼠径部痛の正体と対策
立川市のありた整骨院が解説|スポーツ整形外来対応
▶︎ こんなお悩みはありませんか?
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ボールを蹴ったときに脚の付け根がズキッと痛む
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走る・止まる・ひねる動作で違和感がある
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だましだまし練習していたら痛みが慢性化してきた
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他の整形外科では原因がはっきりせず、不安なままプレーしている
これらの症状に心当たりがある方は、**「グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)」**の可能性があります。
サッカー選手に非常に多く、プロ・アマを問わず悩む方が多いスポーツ障害です。
▶︎ グロインペイン症候群とは?
グロインペイン症候群とは、鼠径部(脚の付け根)に慢性的な痛みを生じる症状の総称です。
「恥骨周囲の痛み」「内ももが突っ張る」「キックすると痛む」「歩いても違和感がある」など、症状は選手によってさまざまです。
1つの疾患ではなく、**複数の要因と構造物が関係して起こる“症候群”**であるため、診断・治療ともに専門的な知識が求められます。
▶︎ サッカー選手に多い理由
サッカーは以下のような動きが繰り返されるスポーツです:
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強いキック動作(股関節の屈伸・内転筋の過度な収縮)
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急停止・加速・方向転換(カッティング動作)
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片足での踏ん張り・回旋運動(クロスやターン)
これらの動きが股関節や恥骨、内転筋、腸腰筋に繰り返しストレスを与えることで、炎症や筋腱の損傷、骨の変性が起こります。
特にインナーマッスル(深層筋)の弱化や**柔軟性低下・オーバーユース(使いすぎ)**があると、股関節の安定性が損なわれ、痛みの悪化や慢性化につながります。
▶︎ よく見られる原因構造
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恥骨結合炎(骨の炎症)
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内転筋の腱付着部の炎症・損傷
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腸腰筋の滑走不良や癒着
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スポーツヘルニア(鼠径管周囲の損傷)
グロインペイン症候群は、これらが単独または複合的に絡み合って発症していることが多いため、的確な評価が必要です。
▶︎ 発生率と傾向
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男子サッカー選手の**スポーツ障害のうち4〜19%**が鼠径部関連
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女子サッカーでも2〜14%と報告されており、男女問わず注意が必要
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プロ選手の中には毎年15〜20%が鼠径部の障害で一時的に離脱しているとも言われています
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中高生などの成長期選手も、練習の強度に対して筋力・柔軟性が追いつかず発症することがあります
▶︎ 予防・セルフケアのポイント
① ウォームアップの徹底
特に内転筋、腸腰筋、大腿四頭筋、ハムストリングス、臀部などを動かす動的ストレッチを入念に。
② 柔軟性の維持
練習後の静的ストレッチや入浴後のケアで、筋肉の“硬さ”を残さないこと。
③ 筋力バランスの調整
コペンハーゲンアドダクションや体幹安定化トレーニングなど、内転筋と体幹の協調性強化がカギ。
④ 早期リカバリー
違和感を覚えたら無理せず練習強度を調整し、痛みが強い時は専門家の評価を受けることが重要です。
▶︎ 立川市 ありた整骨院の対応
当院では、スポーツ障害に精通した施術者が、股関節・骨盤・体幹の連動性に着目した評価・施術を行っています。
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可動域・筋力・左右差の評価
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体幹と股関節の連動を取り戻すリハビリ
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炎症期の局所施術と並行して競技復帰を目指したパフォーマンス調整
再発予防を含めたパーソナル施術とコンディショニングで、サッカーを全力で続けられる身体作りをサポートします。
▶︎ グロインペインに悩んでいる方へ
グロインペイン症候群は「ただの筋肉痛」ではありません。
違和感を放置すると、数ヶ月の離脱につながることも珍しくありません。
「なんとなく違和感がある」「プレーに集中できない」
そんな段階でご相談いただければ、より早く復帰に向けた対応が可能です。
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