【サッカー選手とグロインペイン症候群】

プロ・アマ問わず増加する鼠径部の痛み

サッカー選手にとって、走る・蹴る・止まる・ひねる──この一連の動作は日常そのものです。しかし、この「日常」が積み重なることで、股関節や鼠径部に慢性的な痛みを引き起こす「グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)」が多くの選手を悩ませています。

この障害は一度発症すると長期化しやすく、無理をしてプレーを続けることで競技人生にも影響を及ぼす可能性があるため、早期発見・早期ケアが極めて重要です。

グロインペイン症候群とは?

「グロインペイン症候群」は、恥骨周辺・鼠径部にかけての痛みを主訴とするスポーツ障害で、以下のような複合的な原因が考えられています:

  • 内転筋腱の炎症や損傷

  • 腸腰筋の滑走障害

  • 恥骨結合への繰り返しのストレス

  • 腹筋のアンバランス

  • スポーツヘルニア(鼠径管の損傷)

これらが単独、あるいは複数関与し、鼠径部の慢性的な痛みとなって現れます。

 


サッカー選手に多い理由

グロインペイン症候群は多くのスポーツで見られますが、特にサッカーにおける発生率は高く、プロ選手では全体の15〜20%が鼠径部の痛みによって一時的に離脱したという報告もあります。

主な要因は、以下の競技特性によるものです:

  • 繰り返しのキック動作(股関節の伸展・内転)

  • 急な方向転換やストップモーション

  • 支え足での股関節の捻れや負荷

さらに、以下のリスク要因が加わることで発症リスクが高まります:

  • 柔軟性の低下(特に内転筋・腸腰筋)

  • 筋力バランスの乱れ

  • 体幹の安定性不足

  • リカバリー不足、オーバーユース

初期症状と注意点

  • ボールを蹴る瞬間に鼠径部が痛む

  • ダッシュや急停止時に違和感が出る

  • 練習後に股関節周囲が重だるくなる

こういった初期症状を「疲れかな?」と見過ごすことが、慢性化・長期離脱につながります。

ありた整骨院のアプローチ

立川市のありた整骨院では、グロインペイン症候群に対して以下のような流れで対応しています:

  1. 詳細な問診と動作評価

    • 股関節の可動域、左右差、体幹の安定性などをチェック

  2. 施術と機能改善

    • 骨盤・腰椎・股関節のアライメント調整

    • 内転筋・腸腰筋へのリリースと活性化

  3. 段階的リハビリとトレーニング指導

    • コアトレーニング、柔軟性向上、股関節の安定性強化

  4. 競技復帰と再発予防

    • GRIT.SPORTS-TOKYOとの連携で、競技レベルに応じたリターン計画を作成

再発予防のポイント

  • 日々のストレッチで柔軟性を維持

  • コペンハーゲンアドダクションなど内転筋トレ

  • コアトレーニングで体幹安定性UP

  • 練習後のケアの徹底

  • 違和感を感じたらすぐ相談

まとめ|鼠径部の違和感は、未来へのサイン

サッカー選手にとって、「いつも通りの動き」が命取りになることもあります。鼠径部の違和感や痛みを軽視せず、適切なケアと予防で、自身の競技人生を守りましょう。

立川市のありた整骨院では、アスリートの復帰とその先のパフォーマンス向上まで全力でサポートいたします。

📍東京都立川市若葉町3-64-8
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