グロインペイン症候群とは?
鼠径部(脚の付け根)周囲に痛みが慢性的に現れる状態を「グロインペイン症候群」と呼びます。以下のような複数の要因が関与しており、特定の疾患というより“症候群”として複合的に捉えられます。
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恥骨結合へのストレスによる炎症
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内転筋や腹筋の付着部の障害
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腸腰筋の滑走障害
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骨盤周囲の筋肉バランスの乱れ
この状態は特に女性アスリートにとって見逃されやすく、結果的に長期離脱や慢性化を招く恐れがあります。
なぜ女子選手に多いのか?
近年、女子サッカー・バレーボール・陸上などの女性アスリートにもグロインペイン症候群の発症例が増えています。その背景には、以下のような要素があります。
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骨盤構造の違い:女性は男性より骨盤が広いため、内転筋群や腸腰筋にかかるストレスが高まりやすい。
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筋力の相対的弱さ:特に体幹や骨盤底筋群の安定性が不足しがちで、動作時に鼠径部に過度な負荷がかかる。
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ホルモンの影響:月経周期により筋肉や関節の柔軟性が変動しやすく、損傷リスクが増加。
これらの生理的特徴が、女子アスリートに特有の発症要因となっているのです。
見逃されがちな初期サイン
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動き始めに股関節前面や内ももに鈍痛がある
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キック動作で引きつれるような違和感が出る
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通常の疲労とは異なる慢性的なだるさ
痛みの部位がはっきりしない・なんとなく違和感がある、という状態が続いている場合、それはグロインペイン症候群の始まりかもしれません。
ありた整骨院での対応
立川市のありた整骨院では、女子アスリートの身体的特性を理解した上で、下記のような施術・ケアを行います。
1. 骨盤・股関節のバイオメカニクス分析
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骨盤の傾き、脚長差、左右差を評価
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体幹・股関節の協調性、動作の癖を精査
2. 筋力・柔軟性の再構築
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骨盤底筋群、体幹インナーユニットの強化
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内転筋・腸腰筋の調整
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ストレッチとアクティベーションエクササイズ
3. 女性アスリート特有のリスク管理
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月経周期に合わせたトレーニングアドバイス
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貧血・疲労骨折・栄養など総合的にサポート
競技を続けるあなたへ
痛みを抱えたままのプレーは、パフォーマンスを落とすだけでなく、ケガの慢性化・長期離脱を招きかねません。女子アスリートだからこそ陥りやすい落とし穴──それがグロインペイン症候群です。
違和感の段階で対処できれば、重症化を防げます。私たちは、あなたが長く競技を続けられるよう、医学的・運動学的な視点から全力でサポートします。
立川市の「ありた整骨院」では、スポーツに取り組む女性たちの未来を本気で守ります。
📍東京都立川市若葉町3-64-8
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