【保存版】スポーツケガの正しい理解と対応法

【保存版】スポーツケガの正しい理解と対応法

ケガを「治すだけ」で終わらせないために|ありた整骨院


はじめに:そのケガ、自己流で対処していませんか?

スポーツをする人にとって、ケガはつきものです。
日々練習に励む学生アスリートから、健康や趣味のために体を動かしている社会人の方まで、多くの人が一度は「痛めた経験」があるのではないでしょうか?

しかし、そのケガ、正しく対処できていますか?

  • とりあえず湿布を貼って放っておいた

  • 我慢してプレーを続けた

  • インターネットで調べたストレッチをやってみた

  • 整形外科に行ったけど「安静に」と言われただけで終わった

このような対応では、回復が遅れたり、再発を繰り返したりするリスクがあります。
特に「部活や大会があるから」と無理をしてプレーを続けると、選手生命に関わる大きな問題につながる可能性もあるのです。

 

本記事では、スポーツケガに対する正しい知識を持ち、どのように対応すれば「再び全力でプレーできる体を取り戻せるのか」について詳しくご紹介します。

第1章|スポーツケガの種類と分類

スポーツ中に起こるケガには、主に以下の2つの種類があります。

● ①スポーツ外傷(Acute Injuries)

突発的に起こるケガのことで、明確な受傷原因があります。例としては以下のようなものがあります。

  • 足関節捻挫(足首のひねり)

  • 肉離れ(ハムストリング・ふくらはぎ)

  • 膝の靱帯損傷(前十字靱帯・側副靱帯など)

  • 骨折、脱臼、打撲

 

接触プレー・ジャンプの着地・方向転換などが原因で、一瞬の動きの中で発生します。

● ②スポーツ障害(Overuse Injuries)

使いすぎ(オーバーユース)によって、時間をかけて発症する慢性的な痛みです。

  • ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)

  • シンスプリント(すねの内側の炎症)

  • 野球肩・野球肘(投球障害)

  • オスグッド病(成長期の膝の痛み)

  • アキレス腱炎

 

成長期の骨や筋肉は未成熟で負荷に弱く、繰り返しのストレスが炎症を引き起こします。痛みがあってもプレーを続けてしまい、慢性化してしまうことが多いのが特徴です。

第2章|なぜ適切な対処が必要なのか?

スポーツケガを放っておくと、以下のような問題が起こります。

● ケガの慢性化

軽度の捻挫が治らず、「クセ」になって再発を繰り返す

● 代償動作による別の部位の障害

足首をかばってプレー → 膝や腰に負担がかかる

● フォームの乱れ・パフォーマンス低下

痛みをかばって不自然なフォームになる → 技術的な成長も妨げる

● 心理的な悪影響

「またケガをするのではないか」という不安が、思い切ったプレーを妨げる

 

こうした悪循環を防ぐには、受傷初期の段階で正しく評価し、回復ステップを段階的に進めることがとても重要です。

第3章|スポーツケガの初期対応「RICE処置」とは?

ケガをした直後、正しい初期処置をするかどうかで回復期間が大きく変わります。

 

🧊 RICEとは?


R(Rest)      安静にして患部を動かさない
I(Ice)        氷で冷却し、腫れや内出血を抑える
C(Compression) テーピングや包帯で圧迫する
E(Elevation)    患部を心臓より高くして血流をコントロール
 
   

受傷後すぐにRICE処置を行うことで、痛みや腫れを最小限に抑えることができます。
ただし、「冷やしすぎ」「間違った固定」は逆効果になることもあるため、専門家の指導のもとで行うことが望ましいです。

第4章|整骨院でのスポーツケガ施術とは?

整骨院では、国家資格を持つ柔道整復師が、徒手検査や動作分析によってケガの状態を確認し、施術・リハビリ・再発予防までトータルで対応します。

✅ 急性期(痛み・腫れがある時期)

 

  • 炎症コントロール(アイシング、電気療法)

  • テーピングやサポーターによる固定

  • 患部を動かさない範囲での軽いマッサージ

✅ 回復期(痛みが落ち着いてきた時期)

  • 超音波療法や微弱電流治療で組織の修復を促進

  • 可動域を取り戻すストレッチ

  • 周辺筋肉への手技療法でバランスを整える


✅ リハビリ期(競技復帰を目指す時期)

  • 筋力トレーニング(患部および周辺部)

  • 体幹・股関節・姿勢のバランス調整

  • スポーツ動作に応じたフォーム改善

 

「痛みを取る」だけでなく「再び思いきり動ける身体をつくる」ことが整骨院の目的です。

第5章|整形外科と整骨院の違い


比較項目 整形外科 整骨院
対象 骨折・重度外傷 捻挫・打撲・肉離れなど軟部組織のケガ
検査 レントゲン・MRI 徒手検査・可動域・動作評価
主な対応 薬・注射・手術・固定 手技療法・電療・姿勢・動作改善
目的 痛みの除去 再発防止・競技復帰サポート
 
   

整骨院では、整形外科ではカバーしきれない回復プロセスや動作改善に特化しています。
ただし、骨折や重度の外傷が疑われる場合には、整形外科との連携も重要です。

第6章|再発予防の鍵は「身体の使い方」

スポーツケガの多くは、以下の要因で再発します:

  • 可動域が不十分なままプレー復帰

  • 体幹・股関節の筋力不足

  • 偏ったフォーム(片足荷重・足首の倒れなど)

  • 柔軟性不足(特に裏もも、ふくらはぎ、股関節)

整骨院では、ケガの回復後も**身体全体の動きのクセを整える“コンディショニング”**を行います。

具体的には…

 

  • 片脚バランス/ジャンプ着地指導

  • ストレッチ習慣の構築

  • 正しい呼吸・姿勢の指導

  • 自宅でもできるトレーニング指導

第7章|ケガを“成長のチャンス”に変えるために

ケガは辛い経験です。
しかし、それをきっかけに「自分の身体と向き合う」ことができれば、
✅ ケガの前よりも柔軟に
✅ ケガの前よりも正確に
✅ ケガの前よりも強く
なることができます。

 

ありた整骨院では、患者様一人ひとりの「目標」や「競技レベル」に合わせて、
オーダーメイドの施術とリハビリプランをご提案します。

おわりに|正しい知識と早めの相談が、未来を守ります

スポーツケガを「ただのアクシデント」として済ませてはいけません。
ケガは「強くなるチャンス」であり、「競技人生を守る第一歩」です。

 

  • ちょっと気になる痛み

  • 繰り返すケガ

  • フォームが崩れてきた
    そんな時こそ、迷わず【専門家】に相談してください。

📍 立川市|ありた整骨院

  • 完全予約制

  • 学生・女性アスリートも多数来院

  • スポーツケガ専門対応

  • LINE/電話予約対応

 

一緒に、再び全力でプレーできる体をつくりましょう。
その第一歩が、「正しい理解」から始まります。