【腰痛とは?~その原因と対処法~】
■ 腰痛とはどんな状態?
「腰痛(ようつう)」とは、腰に痛みや違和感を感じる症状の総称です。
日常的によくある体の不調のひとつで、年齢や性別を問わず、誰にでも起こる可能性があります。
「朝起きたら腰が重い」
「長く座っていると痛くなる」
「立ち上がるときにズキッとする」
…そんな経験はありませんか?
腰痛は放っておくと慢性化したり、動くのがつらくなったりと、日常生活に支障をきたす場合もあります。
■ 腰痛の主な原因とは?
腰痛の原因はひとつではなく、さまざまな要因が組み合わさって起こります。
◎ 姿勢の乱れ
猫背や反り腰など、悪い姿勢が長く続くことで、腰に負担がかかります。
◎ 筋力の低下
腹筋や背筋などの体幹(インナーマッスル)が弱まると、身体をうまく支えられず腰に負担が集中します。
◎ 長時間の同じ姿勢
デスクワークや立ちっぱなしなど、動かず同じ姿勢が続くことで、筋肉が緊張して痛みにつながります。
◎ ストレスや疲労
精神的なストレスや疲れも、筋肉を硬くし、血流を悪くする原因となります。
◎ 骨や関節の問題
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、ぎっくり腰など、構造的な異常がある場合もあります。
■ 腰痛の種類
腰痛には「急性」と「慢性」の2つがあります。
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急性腰痛:いわゆる「ぎっくり腰」のように突然強い痛みが出るもの
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慢性腰痛:3ヶ月以上、痛みや重だるさが続く状態
どちらの場合も、早めのケアが大切です。
■ 予防と対策
腰痛を防ぐには、日頃の心がけと身体のメンテナンスが大切です。
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姿勢を意識する(特に座っているとき)
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軽い運動やストレッチを取り入れる
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長時間同じ姿勢を避ける(30分に1度は動く)
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疲れをためこまないようにリラックス時間を作る
また、痛みを感じたら「我慢せず早めに対処」することが、慢性化を防ぐポイントです。
■ おわりに
腰痛は、誰にでも起こりうる身近な症状です。
だからこそ「正しい知識」と「日々のケア」で、大きな痛みに発展する前に対処することが大切です。
当院では、症状に合わせた施術や、日常生活でできるアドバイスも行っています。
「最近ちょっと腰が気になるな…」という方は、お気軽にご相談くださいね。