――“今日できる一歩”から回復へ――
サッカー/陸上長距離/バスケットボール/アイスホッケーなど切り返し・反復負荷の多い競技/一般ランナー・部活動・実業団・トップアスリート
立川市 グロインペイン症候群/鼠径部痛/恥骨結合炎/骨盤矯正/スーパーライザー/再発予防/完全予約制
はじめに:痛みは“弱さ”ではありません
「走ると鼠径部がズキッ」「方向転換やスパートで痛む」「休むと軽いのに、再開するとぶり返す」。
グロインペイン症候群は、多くの競技者・ランナーが経験する**“努力の副産物”でもあります。
ありた整骨院はグロインペイン症候群 専門施術**として、Jリーガーをはじめ各競技トップアスリートの回復を多数サポートしてきました。
本記事は、発症直後から復帰・再発予防までを実装可能な手順に落とし込み、今日から何をすればよいかを明確にします。
目次
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グロインペイン症候群とは?(簡潔なしくみ)
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最初の72時間でやること・やらないこと
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1〜2週間の過ごし方(痛みを鎮めつつ“土台”を作る)
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3〜6週間の再開プロトコル(距離・強度・地面の管理)
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よくあるNG/回復を遠回りにする習慣
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ありた整骨院の三位一体アプローチ(専門施術の中核)
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競技復帰の判断基準(セルフチェック付き)
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症例イメージ(要約)
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Q&A
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受診の流れ・料金目安・アクセス
1. グロインペイン症候群とは?
“グロイン=鼠径部”。
内転筋群・腸腰筋・腹直筋下部・恥骨結合周辺に牽引ストレスが蓄積すると、局所炎症や滑走低下が起き、痛みが慢性化します。
背景には次のような積み重ねが多く見られます。
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オーバーストライド(接地が重心より前)
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ピッチ不足(接地時間が長く1歩あたりの負荷増大)
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骨盤前傾固定+腰椎過伸展
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殿筋(大殿筋・中殿筋)の出力低下 → 内転筋過労
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足部アーチ低下→脛骨内旋→股関節内旋偏位
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睡眠不足・栄養タイミングの乱れによる回復力低下
痛む場所=原因の場所とは限りません。
“接地→足部→膝→股関節→骨盤→体幹”まで連鎖で整えることが最短の回復につながります。
2. 最初の72時間(発症〜3日)でやること・やらないこと
やること
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痛み0〜1/10の範囲で動く(完全安静は最小限)
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アイシング/温罨法の使い分けは症状により調整(当院で評価可)
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呼吸×骨盤底×腹斜筋の“低負荷アクティベーション”
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背中を丸めず、骨盤ニュートラルで鼻吸気→口呼気
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等尺性(アイソメトリック)
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ボールorタオルを膝で軽く挟む内転筋スクイーズ(30秒×2〜3)
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下腹部の軽いブレーシング(30秒×2〜3)
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やらないこと
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痛みを我慢したスプリント・方向転換
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長時間座位での股関節屈曲固定(60〜90分で立つ)
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痛む部位を強く揉む・強く伸ばす(悪化例が多い)
3. 1〜2週間:痛みを鎮めつつ“土台”を作る
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スーパーライザーによる星状神経節近傍照射
→ 交感神経過緊張をゆるめ、鎮痛・血流改善を促進(当院) -
骨盤・背骨・足根骨の調整
→ アライメントを整え、恥骨周辺の牽引ストレスを低減 -
ドリル(痛みゼロ条件)
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デッドバグ/ハーフデッドバグ
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アダクタープランク(膝支持)
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ヒップヒンジ(棒当てで腰椎過伸展を抑制)
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短時間ジョグ(Eペース)
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5〜10分×痛みゼロを確認→翌日悪化なければ+5分
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4. 3〜6週間:再開プロトコル(距離・強度・地面)
原則:距離<強度の順で戻す/ピッチ+5〜10spmを目安
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Week3
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ジョグ20–30分/流し60–80m×3–5本(痛み0)
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コペンハーゲン初級・片脚ヒップスラスト
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Week4
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ビルドアップ(E→M)/丘での軽い坂ダッシュ(短距離)
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ブルガリアンスクワット・ラテラルランジ
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Week5–6
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低本数インターバル(レスト長め)、方向転換ドリル
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コペンハーゲン中級、体幹―内転筋―殿筋の協調を最適化
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※痛みや違和感が1/10を超えたら即中止→1段階戻すが鉄則。
5. 回復を遠回りにするNG
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「走りながら治す」と高強度メニューを継続
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痛い部位だけを強ストレッチ/強マッサージ
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オーバーストライド×腰反りのフォーム放置
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睡眠の軽視(就寝起床時刻が毎日バラバラ)
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いきなり人工芝→硬いトラック→下り坂など刺激の強い地面へ
6. ありた整骨院の三位一体アプローチ(専門施術)
①整える(構造)× ②鎮める(炎症・自律神経)× ③動かす(連鎖学習)
① 整える
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骨盤矯正・背骨矯正で前傾固定/回旋偏位を補正
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足根骨・距骨の微調整で接地品質を改善→股関節内旋偏位を抑制
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内転筋腱付着部・腸腰筋周囲の滑走改善で牽引ストレスを軽減
② 鎮める
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スーパーライザー星状神経節近傍照射(交感神経を整える)
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超音波/微弱電流で恥骨結合周囲の回復を後押し
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痛みの守りと攻めのラインを合意し、悪化を防ぐ
③ 動かす
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前方スリング(腹斜筋―腹直筋下部―内転筋)の再活性
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殿筋群の主動化(ヒップヒンジ、片脚制御)
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ピッチ重視のフォームドリル+段階的ラン再開プロトコル
実績:Jリーガー、各競技トップアスリートの治癒・復帰を多数サポート。
競技復帰後の再発率低減まで設計します。
7. 競技復帰の判断基準(セルフチェック)
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片脚ジャンプ左右差<10%
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アダクター・スクイーズで痛み0
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5–10kmテンポ走で当日・翌日とも痛み0〜違和感1/10
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片脚立位30秒で恥骨周辺の響きなし
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フォーム動画を確認し、
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「接地は真下」「骨盤が器」「殿筋主導の股関節伸展」が保てる
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8. 症例
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高校サッカー(右利きFW)
右恥骨周辺痛。骨盤前傾・足部過回内。骨盤・足根骨調整+スーパーライザー+前方スリング活性で3週ジョグ復帰、6週試合復帰。 -
市民ランナー(フル3時間台)
オーバーストライド是正(ピッチ+7spm)、コペンハーゲン初→中級、8週でPB更新。 -
実業団長距離・女子
片側優位の内転筋過活動。腹斜筋連動の再学習で痛み消失、ポイント練復帰。
9. よくあるQ&A
Q1. 完全に休むべき?
A. **“動ける範囲で動く”**ほうが回復が早いケースが多いです。痛み0の低負荷運動とドリルを積み上げます。
Q2. ストレッチは?
A. 症状次第。強すぎる内転筋ストレッチは悪化することがあります。滑走改善と連動再学習を優先。
Q3. テーピングやサポーターは?
A. 補助としては有効。ただし**依存ではなく“卒業設計”**が重要です。
Q4. どのくらいで試合に戻れますか?
A. 症状・既往歴・大会日程で変動。短期の無理は中期離脱のリスク。評価のうえ最短経路を一緒に設計します。
10. 受診の流れ・料金・アクセス
①評価:痛みの出方・競技特性・フォーム・骨盤/足部連鎖を総合チェック
②施術:骨盤/背骨/足根骨調整+滑走改善+スーパーライザー照射 ほか
③再学習:前方スリング・殿筋主導ドリル/段階的ラン再開プロトコル
④フォロー:練習量・痛みスコアの推移を共有し、再発予防ルーティンまで伴走
自由診療
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15,000円/評価+施術+個別メニュー設計
※完全予約制
ご予約・ご相談
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📞 042-534-1622
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📍 東京都立川市若葉町3-64-8(ありた整骨院)
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Jリーガー含むトップアスリート実績/グロインペイン症候群 専門施術
今日のまとめ:
**“整える × 鎮める × 動かす”**を順番に。
フォームと習慣まで変えれば、痛みは強さに変わる。
あなたの競技やスケジュールに合わせて、現実的な最短ルートをご提案します。
迷ったら、
ありた整骨院|グロインペイン症候群 専門施術
東京都立川市若葉町3-64-8
042-534-1622(完全予約制)