グロインペイン症候群になってしまったら

――“今日できる一歩”から回復へ――

 

サッカー/陸上長距離/バスケットボール/アイスホッケーなど切り返し・反復負荷の多い競技/一般ランナー・部活動・実業団・トップアスリート

 

立川市 グロインペイン症候群/鼠径部痛/恥骨結合炎/骨盤矯正/スーパーライザー/再発予防/完全予約制

 

はじめに:痛みは“弱さ”ではありません

 

「走ると鼠径部がズキッ」「方向転換やスパートで痛む」「休むと軽いのに、再開するとぶり返す」。
グロインペイン症候群は、多くの競技者・ランナーが経験する**“努力の副産物”でもあります。

 

ありた整骨院はグロインペイン症候群 専門施術**として、Jリーガーをはじめ各競技トップアスリートの回復を多数サポートしてきました。

 

 

本記事は、発症直後から復帰・再発予防までを実装可能な手順に落とし込み、今日から何をすればよいかを明確にします。

 

目次

 

  1. グロインペイン症候群とは?(簡潔なしくみ)

  2. 最初の72時間でやること・やらないこと

  3. 1〜2週間の過ごし方(痛みを鎮めつつ“土台”を作る)

  4. 3〜6週間の再開プロトコル(距離・強度・地面の管理)

  5. よくあるNG/回復を遠回りにする習慣

  6. ありた整骨院の三位一体アプローチ(専門施術の中核)

  7. 競技復帰の判断基準(セルフチェック付き)

  8. 症例イメージ(要約)

  9. Q&A

  10. 受診の流れ・料金目安・アクセス

1. グロインペイン症候群とは?

 

“グロイン=鼠径部”。

 

内転筋群・腸腰筋・腹直筋下部・恥骨結合周辺に牽引ストレスが蓄積すると、局所炎症や滑走低下が起き、痛みが慢性化します。
背景には次のような積み重ねが多く見られます。

  • オーバーストライド(接地が重心より前)

  • ピッチ不足(接地時間が長く1歩あたりの負荷増大)

  • 骨盤前傾固定+腰椎過伸展

  • 殿筋(大殿筋・中殿筋)の出力低下 → 内転筋過労

  • 足部アーチ低下→脛骨内旋→股関節内旋偏位

  • 睡眠不足・栄養タイミングの乱れによる回復力低下

 

痛む場所=原因の場所とは限りません。
“接地→足部→膝→股関節→骨盤→体幹”まで連鎖で整えることが最短の回復につながります。

2. 最初の72時間(発症〜3日)でやること・やらないこと

 

やること

  • 痛み0〜1/10の範囲で動く(完全安静は最小限)

  • アイシング/温罨法の使い分けは症状により調整(当院で評価可)

  • 呼吸×骨盤底×腹斜筋の“低負荷アクティベーション”

    • 背中を丸めず、骨盤ニュートラルで鼻吸気→口呼気

  • 等尺性(アイソメトリック)

    • ボールorタオルを膝で軽く挟む内転筋スクイーズ(30秒×2〜3)

    • 下腹部の軽いブレーシング(30秒×2〜3)

やらないこと

 

  • 痛みを我慢したスプリント・方向転換

  • 長時間座位での股関節屈曲固定(60〜90分で立つ)

  • 痛む部位を強く揉む・強く伸ばす(悪化例が多い)

3. 1〜2週間:痛みを鎮めつつ“土台”を作る

 

  • スーパーライザーによる星状神経節近傍照射
    → 交感神経過緊張をゆるめ、鎮痛・血流改善を促進(当院)

  • 骨盤・背骨・足根骨の調整
    → アライメントを整え、恥骨周辺の牽引ストレスを低減

  • ドリル(痛みゼロ条件)

    • デッドバグ/ハーフデッドバグ

    • アダクタープランク(膝支持)

    • ヒップヒンジ(棒当てで腰椎過伸展を抑制)

  • 短時間ジョグ(Eペース)

    • 5〜10分×痛みゼロを確認→翌日悪化なければ+5分

4. 3〜6週間:再開プロトコル(距離・強度・地面)

原則:距離<強度の順で戻す/ピッチ+5〜10spmを目安

  1. Week3

    • ジョグ20–30分/流し60–80m×3–5本(痛み0)

    • コペンハーゲン初級片脚ヒップスラスト

  2. Week4

    • ビルドアップ(E→M)/丘での軽い坂ダッシュ(短距離)

    • ブルガリアンスクワットラテラルランジ

  3. Week5–6

    • 低本数インターバル(レスト長め)、方向転換ドリル

    • コペンハーゲン中級、体幹―内転筋―殿筋の協調を最適化

 

※痛みや違和感が1/10を超えたら即中止1段階戻すが鉄則。

 

5. 回復を遠回りにするNG

 

  • 「走りながら治す」と高強度メニューを継続

  • 痛い部位だけを強ストレッチ/強マッサージ

  • オーバーストライド×腰反りのフォーム放置

  • 睡眠の軽視(就寝起床時刻が毎日バラバラ)

  • いきなり人工芝→硬いトラック→下り坂など刺激の強い地面へ

6. ありた整骨院の三位一体アプローチ(専門施術)

①整える(構造)× ②鎮める(炎症・自律神経)× ③動かす(連鎖学習)

 

① 整える

  • 骨盤矯正・背骨矯正で前傾固定/回旋偏位を補正

  • 足根骨・距骨の微調整で接地品質を改善→股関節内旋偏位を抑制

  • 内転筋腱付着部・腸腰筋周囲の滑走改善で牽引ストレスを軽減

 

② 鎮める

  • スーパーライザー星状神経節近傍照射(交感神経を整える)

  • 超音波/微弱電流で恥骨結合周囲の回復を後押し

  • 痛みの守りと攻めのラインを合意し、悪化を防ぐ

 

③ 動かす

  • 前方スリング(腹斜筋―腹直筋下部―内転筋)の再活性

  • 殿筋群の主動化(ヒップヒンジ、片脚制御)

  • ピッチ重視のフォームドリル段階的ラン再開プロトコル

 

 

実績:Jリーガー、各競技トップアスリートの治癒・復帰を多数サポート。
競技復帰後の再発率低減まで設計します。

7. 競技復帰の判断基準(セルフチェック)

 

  • 片脚ジャンプ左右差<10%

  • アダクター・スクイーズ痛み0

  • 5–10kmテンポ走当日・翌日とも痛み0〜違和感1/10

  • 片脚立位30秒で恥骨周辺の響きなし

  • フォーム動画を確認し、

    • 「接地は真下」「骨盤が器」「殿筋主導の股関節伸展」が保てる

8. 症例

 

  • 高校サッカー(右利きFW)
    右恥骨周辺痛。骨盤前傾・足部過回内。骨盤・足根骨調整+スーパーライザー+前方スリング活性で3週ジョグ復帰、6週試合復帰。

  • 市民ランナー(フル3時間台)
    オーバーストライド是正(ピッチ+7spm)、コペンハーゲン初→中級、8週でPB更新。

  • 実業団長距離・女子
    片側優位の内転筋過活動。腹斜筋連動の再学習で痛み消失、ポイント練復帰。

9. よくあるQ&A

 

Q1. 完全に休むべき?

A. **“動ける範囲で動く”**ほうが回復が早いケースが多いです。痛み0の低負荷運動とドリルを積み上げます。

 

Q2. ストレッチは?

A. 症状次第。強すぎる内転筋ストレッチは悪化することがあります。滑走改善と連動再学習を優先。

 

Q3. テーピングやサポーターは?

A. 補助としては有効。ただし**依存ではなく“卒業設計”**が重要です。

 

 

Q4. どのくらいで試合に戻れますか?
A. 症状・既往歴・大会日程で変動。短期の無理は中期離脱のリスク。評価のうえ最短経路を一緒に設計します。

 

10. 受診の流れ・料金・アクセス

 

①評価:痛みの出方・競技特性・フォーム・骨盤/足部連鎖を総合チェック
②施術:骨盤/背骨/足根骨調整+滑走改善+スーパーライザー照射 ほか
③再学習:前方スリング・殿筋主導ドリル/段階的ラン再開プロトコル
④フォロー:練習量・痛みスコアの推移を共有し、再発予防ルーティンまで伴走

 

自由診療

  • 15,000円/評価+施術+個別メニュー設計
    完全予約制

ご予約・ご相談

  • 📞 042-534-1622

  • 📍 東京都立川市若葉町3-64-8(ありた整骨院)

  • Jリーガー含むトップアスリート実績/グロインペイン症候群 専門施術

 

今日のまとめ:

 

 

**“整える × 鎮める × 動かす”**を順番に。
フォームと習慣まで変えれば、痛みは強さに変わる
あなたの競技やスケジュールに合わせて、現実的な最短ルートをご提案します。
迷ったら、

ありた整骨院|グロインペイン症候群 専門施術
東京都立川市若葉町3-64-8
042-534-1622(完全予約制)