はじめに:その“違和感”のまま、勝負できますか?
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ボールを蹴る瞬間、切り返し、スプリント、減速、シュートモーション、コンタクト後の再加速——その刹那にズキッと走る痛み。
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サッカー、陸上競技(短距離・中長距離・ハードル・跳躍)、アイスホッケー、バスケットボールなど、切り返し・キック・スケーティングを多用する競技で多発します。
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ありた整骨院はトップアスリートのグロインペイン症候群施術実績が多数。症状・競技特性・シーズン状況に合わせ、「早期復帰」と「再発予防」を両立するプログラムをご提供します。(完全予約制/自由診療)
グロインペイン症候群とは?—世界標準の分類で“原因の芯”を特定する
鼠径部痛の呼び名は混乱しがちですが、現在は**Dohaアグリーメント(2015)**が国際標準。
痛みの部位・所見から、次のように整理します。
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内転筋関連(Adductor-related):内転筋起始部の圧痛+抵抗下内転で痛む
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腸腰筋関連(Iliopsoas-related):腸腰筋の圧痛+抵抗下股関節屈曲や伸張で痛む
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鼠径部(Inguinal-related):鼠径管周囲に圧痛、腹圧(咳・くしゃみ・バルサルバ)や腹筋抵抗で増悪、明らかなヘルニア触知なし
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恥骨関連(Pubic-related):恥骨結合部周囲の圧痛が主体
加えて股関節由来やその他(神経・腰椎など)も鑑別に含めます。この枠組みで“痛みの正体”に迫ることが、遠回りに見えて実は最短の復帰ルートです。
どの競技に多い?—サッカー、アイスホッケー、そして切り返し系スポーツ
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サッカー:プロ水準では股関節・鼠径部のケガが全体の一桁台後半〜1割超を占め、なかでも内転筋関連が最多。暴発的なキック、減速・再加速、方向転換がリスクを高めます。あるレビューでは**内転筋障害が股関節・鼠径部損傷の最大割合(〜63%)**を占め、暴露1000時間あたり0.6件という推定も。
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アイスホッケー:スケーティングのプッシュ・リカバリーで内転筋の遠心負荷が大きく、NHL関連の研究では鼠径部・腹部損傷の約7割が内転筋という報告も。
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陸上競技:スタート〜加速期、ハム・内転群の伸張性収縮と骨盤コントロールの破綻が誘因。特に短距離・ハードル・跳躍で注意。国際レビューでも「フィールド競技・アジリティ系に多い」と整理されます。
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バスケットボール:ストップ&ゴー、カット、クローズアウトの反復で股関節前面〜内側の負担が蓄積。シーズン後半の疲労蓄積+可動域低下+内転筋弱化が重なると発症リスクが上がります。
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そのほか:ラグビー、オーストラリアンフットボール、ガエリックフットボール、フィールドホッケー、テニス等の方向転換・片脚減速・キック動作を多用する競技。国内研究でもサッカー選手の過半が内転筋関連という報告がみられます。
代表的な症状チェック
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片脚で踏み込む・切り返す・ボールを蹴ると恥骨〜内ももがズキッと痛む
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朝の起き上がりやくしゃみで鼠径部が響く
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ロングキックや全力疾走で痛みが増す
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ウォームアップで一時的に軽くなるが、試合後に悪化
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圧痛点(内転筋起始・恥骨結合・鼠径管周囲・腸腰筋)を押すと明確に痛む
※「どの型か」によって痛み方が変わるため、正確な鑑別がカギです。
ありた整骨院の評価:まず“型”と“強さの偏り”を数値化する
1、問診×Doha分類に基づく触診・誘発テスト
抵抗下内転・股関節屈曲、アブドミナル抵抗、股関節可動域、恥骨結合圧痛などを系統立てて評価。
2、アダクター・スクイーズテスト(長レバー/短レバー)で最大等尺力を測定し、左右差や痛み閾値を把握(再検査で回復を可視化)。
3、ラン・加速減速・切り返しの動作分析(骨盤前傾・股関節外旋内旋の制御/体幹・呼吸パターン)
4、競技特性(例:キックの軌道・踏み込み足の安定性、ホッケーのスケートストライド、バスケのクローズアウト姿勢)を反映した負荷再現テスト
5、必要に応じて整形外科受診や画像検査(股関節病変、疲労骨折等の除外)をご提案
施術・リハビリの全体像(ロードマップ)
Phase 1:痛みの鎮静化と負荷コントロール
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**完全休止ではなく“賢い負荷調整”**で競技特異性を温存
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等尺性内転筋収縮(痛み閾値内)、骨盤底・腹横筋・内腹斜筋の呼吸連動、股関節前面の過緊張解除
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仙腸関節・恥骨周囲のアライメント調整、腸腰筋・内転群のトーン最適化
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目標:日常痛の解消/スクイーズテスト痛みの減弱/長レバーでの張力許容
Phase 2:筋力—特に遠心(エキセントリック)強化
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**コペンハーゲン・アダクション(CAE)**系の漸進(ショートレバー→ミドル→ロング)
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**アブダクター(中殿筋群)**とのバランス強化、ヒップフレクサーの遠心制御
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サッカー:踏み込み足の内転・内旋制御/キッキングレッグの遠心耐性
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ホッケー:スタンス幅/プッシュ相の骨盤安定
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バスケ:減速ストップ→切り返しの片脚遠心スクワット・サイドランジ
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CAEは内転筋の筋力増加と障害予防効果が国際的に示唆。適切なボリューム設計で発症リスクを低減します。
Phase 3:アジリティ・再現動作・競技復帰プロトコル
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低速→中速→高速の直線ラン/コドリル(カッティング角度を20°→45°→90°と段階化)
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キック/シュート/スケーティング/ジャンプ→着地の速度×回数を逆算プログレッション
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脱力→瞬時の張力発揮→減速の“力のオンオフ”学習
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疼痛0〜軽微・翌日反応なし・スクイーズテスト回復など客観基準を満たしつつ試合強度へ。
予防プログラム:週2回×8〜12週で“切れ味”を底上げ
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コペンハーゲン・アダクション(レベル別)
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サイドプランク+ヒップアダクション、遠心側ランジ、内外旋コントロール
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加速・減速・方向転換のメニューを疲労管理しながら導入
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チーム導入例では、CAEを含む内転筋強化でグロイン問題の発生を有意に抑制した報告が蓄積。クラブ単位のメニュー化に対応します。
競技別・要点まとめ
サッカー
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リスク:ロングキック/インステップ強打/カットイン
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重点:踏み込み脚の内転筋遠心耐性、キッキング側の股関節伸展—内旋協調、体幹回旋の同期
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目安:スクイーズ長レバーの左右差<10%、キック後24時間の反応なし
陸上競技
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リスク:スタート〜加速期の骨盤制御崩れ、ハム—内転群の同時伸張
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重点:骨盤前傾コントロール、片脚遠心スクワット、ランニングドリル(A/B/C)での接地時間短縮
アイスホッケー
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リスク:プッシュオフの外転→回収時の強い内転遠心
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重点:CAE+股関節回旋制御、スタンス幅に応じた骨盤安定、グライディング中のコア—股関節連動
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参考:NHLでも内転筋障害が大半という報告。シーズン前の内転筋最大筋力の底上げが鍵。
バスケットボール
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リスク:クローズアウト→急停止→方向転換
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重点:片脚減速ドリル、内転—外転の反射的切替、着地衝撃吸収(股関節優先)
よくある誤解と落とし穴
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「ストレッチだけ」で解決しない:多くは遠心筋力不足+負荷設計ミスが背景。
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痛みが消えた=治った、ではない:最大出力や24時間後反応の客観指標を満たして初めて実戦復帰。
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画像所見に振り回されない:画像は補助。臨床分類と機能評価が軸です。
ありた整骨院の強み
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トップアスリート実績多数:競技特性・シーズン設計に即したプログラム
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Doha準拠の鑑別×数値化:スクイーズテストなどで回復を可視化
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“やめない”負荷設計:完全休止ではなく賢く続けて強くする
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再発予防までセット:CAEを中心に競技動作へトランスファー
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完全予約制/自由診療:一人ひとりの背景に合わせて密度の高い介入
初回の流れ(目安60〜90分)
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カウンセリング(競技・ポジション・痛みの履歴・今後の試合日程)
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Doha分類に基づく触診・誘発・スクイーズテスト(長短レバー)
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姿勢・呼吸・体幹—股関節連動の動作評価
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施術(筋—筋膜調整、骨盤・恥骨周囲のアライメント最適化、痛み閾値内の等尺運動)
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ホームエクササイズ処方(動画リンク付き)
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次回以降のリハ戦略(復帰目標日からの逆算)
FAQ(よくある質問)
Q:どのくらいで復帰できますか?
A:型・重症度・競技・シーズン状況で変わります。痛みゼロだけでなく、最大出力テスト・翌日反応・競技動作の再現性を基準に段階復帰します。早ければ数週間、再発を繰り返しているケースでは数ヶ月かけて質的改善を図ります。
Q:チーム単位での予防プログラムは?
A:CAEを核にした週2回のプログラムを基本に、カテゴリ・ポジション別のボリューム設計を提示します。内転筋強化は予防効果が示唆されており、導入支援・測定会も承ります。
Q:検査で“異常なし”と言われたのに痛い
A:画像に映らない機能的要因(遠心筋力・タイミング・骨盤制御)が多く、臨床分類と動作評価が復帰のカギです。
症例イメージ(要約)
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サッカー/サイドバック:ロングキックで再燃を繰り返す内転筋関連。踏み込み脚の遠心耐性+体幹回旋同期の改善で90分フルに復帰。
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アイスホッケー/フォワード:シーズン中の回復不足で鼠径部痛。CAE×股関節回旋制御+スタンス別ドリルでプレータイム制限解除。
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陸上/短距離:加速期で恥骨周囲痛。骨盤前傾コントロール×片脚遠心+ドリル再教育でベスト更新。
※個別の結果であり、効果を保証するものではありません。
予約・お問い合わせ
完全予約制/自由診療。
部活生〜プロ選手まで、競技レベル・シーズン事情に寄り添って設計します。
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まずは症状の型と**数値(内転筋等尺力・左右差)**を把握し、復帰日から逆算しましょう。
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まとめ:再発しない“勝てる体”へ
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グロインペイン症候群は放置や我流の休養では長期化しやすい一方、正確な分類×遠心強化×段階復帰で再現性高く改善が期待できます。
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「また、思い切り蹴れる。」——その一歩を、今日から。
