【足関節捻挫とは?正しい知識と早期回復のために】

【足関節捻挫とは?正しい知識と早期回復のために】

立川市・ありた整骨院が伝える予防と施術の重要性

はじめに

足首をひねった、グキッとなった、歩くと痛む――。
このような症状に悩まされたことはありませんか?
それは「足関節捻挫(そくかんせつねんざ)」と呼ばれる、日常生活からスポーツ現場まで頻発するケガです。
しかし、軽視されがちな捻挫こそ、しっかりとした処置とリハビリが必要不可欠です。

 

立川市のありた整骨院では、急性期から慢性化防止まで、一貫した施術とアドバイスを提供しています。本記事では、足関節捻挫の基礎知識から予防法、施術方法、再発リスクまでを徹底解説します。

足関節捻挫とは?|発生メカニズムと分類

足関節捻挫は、足首の関節に強い負荷がかかることにより、関節を支える靭帯や周囲の組織が損傷するケガです。**特に多いのは、足首を内側にひねる「内反捻挫」**で、**外側靱帯(前距腓靱帯・踵腓靱帯・後距腓靱帯)**の損傷が主体となります。

主な発生要因

 

  • 段差で足をくじく

  • スポーツ中のジャンプ着地時のバランス崩れ

  • ヒールや不安定な靴での歩行

  • 加齢による筋力・バランス低下

損傷の分類(捻挫の重症度)


グレード 損傷の程度 主な症状
  Ⅰ度            靭帯が軽く伸びた状態(微小損傷) 軽度の腫れと痛み
  Ⅱ度           靭帯の部分断裂             明らかな腫れ、歩行困難
  Ⅲ度           靭帯の完全断裂             激しい腫脹・内出血、歩行不能
 
   

注意:重度捻挫は骨折との鑑別が必要です。

よくある誤解:「捻挫は放っておけば治る?」

「腫れはあるけど歩けるし、冷やしておけば大丈夫」
そう思ってしまう方が多いのが現実です。しかし、適切な初期処置とリハビリを行わないと、「靭帯のゆるみ」や「不安定性」が残り、再発や慢性痛を引き起こします。

 

実際、**再発率は30〜70%**とされており、何度も繰り返すことで「足関節不安定症」に進行することもあります。

足関節捻挫の診断方法と評価

ありた整骨院では、以下の方法で損傷部位や重症度を評価しています。

視診・触診

  • 腫脹の範囲や部位

  • 皮下出血の有無

  • 圧痛点の確認(特に外側靱帯)

関節可動域テスト

  • 足関節の動きの制限

  • 他動的な内反・外反での疼痛誘発

機能評価

  • 立位・歩行時のバランス

  • 筋出力と安定性チェック

 

※必要に応じて、整形外科での画像診断(X線・MRI)を紹介する場合もあります。

ありた整骨院の施術法|“自然治癒”に頼らない科学的アプローチ

当院では、単なる湿布や固定ではなく、「機能回復・再発予防」を目的とした施術計画を提供しています。

【1】炎症期(受傷直後~3日程度)

 

  • アイシングは行わない方針:近年、過度な冷却は治癒過程を遅らせるとする研究もあり、当院では早期の血流回復と適切な炎症制御を優先します。

  • 物理療法
     - レボックス(微弱電流治療器)による細胞レベルでの修復促進
     - 超音波治療で血流と代謝を活性化
     - スーパーライザー照射による自律神経調整と疼痛軽減

【2】回復期(3日~2週間)

 

  • テーピング・包帯固定で適度な支持と可動性確保

  • 関節モビライゼーションで癒着防止と可動域回復

  • 軽負荷の運動療法:荷重バランスを保ちながらの関節安定訓練

【3】再発予防期(2週~4週)

 

  • 片脚バランストレーニング、足趾強化などの動的安定性訓練

  • 体幹・骨盤の連動性改善で全身の協調性を強化

  • スポーツ復帰希望者には競技特性に応じた動作指導も行います

他院との違い|“治ったつもり”を防ぐ施術理念

足関節捻挫は「症状が軽減=完治」ではありません。
ありた整骨院では、再発を防ぐ“根本改善型の施術”を掲げ、最終的には「ひねりに強い足」を作ることを目標にしています。

 

施術だけでなく、日常の歩き方や靴選び、ストレッチ方法まで丁寧にお伝えしています。

自宅でできるセルフケアと予防法

✅ ストレッチと筋トレ

  • アキレス腱・腓腹筋のストレッチ

  • チューブを使った足関節外反筋のトレーニング

✅ 日常生活での注意

  • ハイヒールや厚底靴を避ける

  • 不整地での歩行に注意

  • 体幹のバランスを意識した運動習慣

✅ サポーター・テーピングの活用

 

再発リスクが高い方にはスポーツ時のテーピングやサポーターの着用をおすすめします。

よくあるご質問(Q&A)

Q. どれくらいでスポーツ復帰できますか?
→ 軽度なら10日〜2週間、中等度は3〜4週間が目安です。競技特性と回復具合により異なるため、個別に評価します。

Q. 通院頻度の目安は?
→ 初期は2~3日おき、回復期以降は週1~2回が理想です。

 

Q. 忙しくて通えないのですが?
→ 通院できない間も効果的なホームケア指導を行いますので、ご安心ください。

最後に|「足首のケガ」だからこそ、きちんと治しましょう

足関節捻挫は誰にでも起こり得るケガですが、正しい知識と適切な対処で、その後の生活や運動能力に大きな差が生まれます。
「たかが捻挫」と思わず、しっかり治すことが、長期的な健康とパフォーマンスにつながるのです。

 

お困りの際は、ぜひ立川市・若葉町の【ありた整骨院】にご相談ください。専門知識と豊富な経験をもとに、あなたの“足からの健康”を全力でサポートいたします。

【ありた整骨院】

 

〒190-0001 東京都立川市若葉町3-64-8
☎ ご予約制 施術時間:9:00~19:00
🏥 完全予約制・国家資格者対応
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