【サッカー選手に多い鼠径部の痛み】

グロインペイン症候群とは?原因と対策を詳しく解説

サッカー選手が悩まされる“鼠径部(そけいぶ)”の痛み。その代表的な症状が「グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)」です。

この症状は、プロ選手だけでなく、学生アスリートやアマチュア競技者にも多く見られ、放っておくと競技パフォーマンスの低下や長期離脱にもつながる、非常に厄介なスポーツ障害のひとつです。

 

今回は、グロインペイン症候群がなぜサッカー選手に多いのか?
その原因、リスク要因、日々の予防法までを詳しく解説します。

■ なぜ“鼠径部”が痛くなるのか?|発症メカニズム

鼠径部には、腹筋や内転筋(太もも内側)、腸腰筋(股関節の深部)など、体幹と下肢をつなぐ重要な筋肉が集まっています。

サッカーではこれらの筋肉を酷使する動作が非常に多く、

  • キック動作

  • スプリント(ダッシュ)

  • 急なストップや方向転換
    といった瞬発系の動きで、筋肉や腱が骨盤(恥骨)に強く引っ張られ、炎症や損傷を引き起こします。

 

特に股関節の柔軟性が低い、体幹が不安定、過度な練習などが重なると、
**「恥骨結合炎」「内転筋の損傷」「スポーツヘルニア」**など複数の障害が複合的に現れ、慢性的な鼠径部痛へと発展します。

■ サッカー選手に多い理由|競技特性との関係

サッカーは「蹴る・走る・ひねる・止まる」といった動作の連続。

これらの動作は、鼠径部に繰り返し強い負荷をかけ続けます。特に、

  • キックの瞬間に内転筋が収縮

  • ストップ時に股関節周辺へ大きなブレーキ力

  • ターンやフェイントでひねりのストレス

これらが蓄積することで、グロインペイン症候群が発症しやすくなるのです。

 

プロ選手では年間15〜20%がこの症状に悩まされているとの報告もあり、トップレベルだけでなく、高校・大学の部活動、アマチュア選手にも広く見られる症状です。

■ 痛みを防ぐ!セルフケアと予防法

グロインペイン症候群は“予防”と“早期対処”が鍵です。日頃から次の点に注意しましょう。

🔹 1. 股関節の柔軟性を高める

ストレッチを習慣にし、特に内転筋、腸腰筋、ハムストリング、大殿筋(お尻)をしっかり伸ばしましょう。

🔹 2. 体幹と骨盤周囲の筋力強化

腹筋や内転筋、臀部の筋力をバランスよく鍛えることで、関節への負担を減らし、安定性が向上します。

🔹 3. ウォーミングアップ&クールダウンの徹底

運動前後のケアが重要です。筋肉を温め、動きやすい状態にしてからプレーしましょう。

🔹 4. 違和感を感じたらすぐにケア

 

痛みがあるときは、プレーを一旦中止し、整骨院など専門家の診断を受けてください。

■ 鼠径部の痛みでお困りの方へ|ありた整骨院ができること

ありた整骨院では、サッカーをはじめとしたアスリートの身体特性を深く理解したうえで、
✔️ 筋力バランスのチェック
✔️ 骨盤のゆがみ調整
✔️ 筋膜・関節へのアプローチ
などを組み合わせ、グロインペイン症候群の改善・再発防止に取り組んでいます。

 

また、当院が運営する【GRIT.SPORTS-TOKYO】では、競技力を上げるためのパーソナルトレーニングや、再発予防を含めた中長期の身体づくりもサポートしています。

▶ あなたの「もう一度プレーしたい」を応援します

もし、

  • キックで痛む

  • 走るたびに違和感がある

  • プレースタイルが変わってしまった
    と感じているなら、早めの対応が回復のカギです。

 

立川市ありた整骨院では、グロインペインに本気で向き合い、再びフィールドで輝けるよう、全力でサポートいたします。

📍立川市若葉町3-64-8
📞LINE予約・ご相談はプロフィールのリンクからどうぞ
🔗「競技力向上研究所 GRIT.SPORTS-TOKYO」も併設運営中!

 

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